言語解読ゲーム『7Days to End with You』感想
超絶久々に記事を書きました。
1回だけ感想記事書いてブログ1年半放置とか有り得んわー。
それはさておき、『7Days to End with You』クリアしました。
記事前半ネタバレなしですが、言葉の共通項についてほんのちょびっと書くので(答えは言ってません)、そういうのもヤダ!!!って人は見ない方が良いです。
どんなゲームかは電ファミ記事を見てもらったらわかりやすいと思います。
簡単に言うと造語を喋る謎の女性の言葉をなんとか理解しようと頑張るゲームです。
steamとiOS/Androidでなんとワンコインでできる!
スマホで気軽にできるなんて素晴らしい、気になってる人はやって下さい。
プレイ時間10時間くらい?iPadでやってました。
最初はあまりにもわからなすぎてえっこれほんとにわかるようになるの?とめちゃくちゃ不安を感じながら進めていましたが、これがわかるようになるんですね〜〜〜!
例えば
(ネタバレ防止の為モザイク入れてます)
これは時計を調べた時に言ってくれる台詞
こっちは窓を調べた時に言ってくれる台詞
共通の言葉を話してる!
ここから推測して時計と窓(外?)の共通点や前後の言葉と一緒に推測していく感じで考えていけばなんとなく埋まります。
この言葉の文字は覚えなくても、過去この言葉をいつ発していたかちゃんと言葉一覧ページから回想できるので大丈夫です。
けど言葉を発言しまくっててもわからなかったり、後々えっもしかして意味間違ってる…?とかわかってくるから一筋縄じゃいかないんですよね〜。
私は4周くらいしたけど未だに完全解読できてません。
ストーリーも良かったです、私は泣いてしまいました。
解読するにつれ、どんどん女の子が何言ってるか理解できてきて、こういう意味か!!ってわかった瞬間すごく気持ち良いし(料理が成功した時の感動たるや…)、パズルや推理、言葉そのものに興味がある人にはめちゃくちゃオススメのゲームです。
言葉がわかってくると女の子にも愛着が湧いてきます。
以下ストーリー及びワードのネタバレ。
ある程度プレイした時点のワード一覧表。
だいたい埋まったけど間違えて覚えてることも多く、1周目時点では全体をあまり把握できてなかったです。
イメージ色活用したかったけどあまり活用できず。
そして最終的にはほぼわかり、2.3個程わからないのもあったけどクリア後答え合わせとしてwiki見たけど間違っとるー!!てのがちらほら。
難しい!!
隠し部屋は1周目の時にわかったけど、どうやらパスワードの文字を間違えて入力してたらしく主人公の名前で開かないなら何!?ってなってしばらく放置でした。合ってたのに!(合ってない)
なので1周目は隠し部屋見てないENDで、周回して他ENDを見ました。
1周目の時点で涙を流すテオに泣きそうになって、全てを終わらせるENDあまりにもあんまりすぎて泣いてしまった。
切なすぎるよ〜…けどテオのしてきたことを考えたらなぁ…けどなぁ…。
「罪」の所わからなすぎて即リセットして7日目を何回もやり直したんですが、この言葉だけは直接テオの口から何も詳細を聞いていないから最期に聞かせてってことでこれが正解なのかな。
実際7日目以外でテオから「罪」の言葉が聞けるのタロットカード調べた時だけだったと思う。
このゲームやって改めて言葉って難しいというか受け手次第で感じ方、捉え方、解釈がすごく変わるなと思った。
接続詞が基本的になくカタコトだから余計そう思ったんですが。
↑例えばこの台詞、初めて見た時
「貴方は記憶や思い出、忘れたりしては駄目」
(錬成失敗したから次はちゃんとやるねという意思表明)
だと思ったんですがよくよく考えると
「貴方を忘れることなんてできない」
ってことかな?と思いました。
こう考えると一気に切なさゲージがカンストしてしまう…。
他のイベントもハッキリした答えはないし、「テオ」呼びENDもラストどういうことなの…で終わったから、1日目始めた時に一番に出たこの
貴方次第ということなんだなと思いました。
上に上げたワード一覧表も大きく分けての正解不正解はあるけど、それに対して人によって当てる言葉は若干変わってくるだろうし、それにより台詞のニュアンスもまた変わってくると思うので、このワードを何と解読したか他の人のワード一覧表が見たいですね。
あと鏡が割れてたけどあれはテオが割って、主人公に自分の姿を認識させない為なんだろうなと思った。
思い出や言葉も失われた状態で錬成されてるくらいなので姿も元のボイドの姿ではなくめちゃくちゃなんだと思う…。
研究室の◼️が増えてたり、日記が引き継がれたり引き継がれなかったり、カレンダーの月が1から→6に変わってたりと周回毎に調べないとわからない部分の変化もあって驚かされました。
隠し部屋パスワードでアルファベットと造語文字の数が同じなことに気付いて、それならこれ全部英単語かってことはわかったんだけど
「red」の"e"
「blue」の"e"
これが同じ文字で書かれていないし、全単語バラッバラだったので英単語と他の言語が混ざってるのか!?こんなんわからんが!?!ってなってそこで考えるのを止めてしまいました。
全てクリア後wikiを見たけど考えるの止めてなくてもこれは私には辿り着けない…。
シーザー暗号初めて聞きました…。
シーザー暗号 - Wikipediaja.m.wikipedia.org
文字も完全に造語だと思ってたので反転させたアルファベットとは全く予想外ではは〜ってただただ感心するだけだった。
まとめ
これだけワードもあるからもう少しワードに対しての返事やイベント、ENDがあってもいいな〜と思いましたが、そもそもこのゲームワンコインで買えるんですよね…既にそれ以上の価値があると思います。
けど眠くなってきたに対して「おやすみ」を伝えても何言ってんだお前反応されたのだけは納得いかん!
おかげで最後まで「おやすみ?」でワード登録して疑心暗鬼のままでした。
全てを自力で解読できなかったのは残念ですが(圧倒的知識不足ッ…!)かなり面白かったです。
こういう当てはめ推理系だとReturn of the Obra Dinnを思い出す。
このゲームが面白いとオブラディンも面白いと思うし逆も然り。
他にもこういうゲームあったらやりたいな〜。